透明なゆりかごの漫画1巻-1話は「命のかけら」ネタバレしたくない方
透明なゆりかごの漫画1巻-1話は「命のかけら」ネタバレ
透明なゆりかごの漫画1巻-1話は「命のかけら」です。
作者の沖田×華(ばっか)さんは1997年の時に准看護科の高校3年生の
夏休みに産婦人科でバイトを始めました。
透明なゆりかごの漫画1巻-1話は「命のかけら」ネタバレしたくない方
雑用や介助が主な仕事でしたが、
バイトを始めて間もない頃に中絶と出産の現場に立ち会うことになります。
日本の死因は、本当はガンや心臓病ではなく、
実は人工妊娠中絶(アウス)でした。あまり表立ってはいない現実でした。
アウスはお腹の胎児の命を奪うと同時に母体である女性の命も
落とす危険性があるものだったのです。その原因となるのが、
レイプ被害であったり、性的虐待が主な原因だったりします。
摘出した胎児はものすごく小さくて、それをフィルムケースほどの小さな物でした。
ケースに入れるというのも沖田×華さんの仕事内容でした。
それも、作業という名のマニュアルがあり、そのマニュアルに従うしかなかったのです。
「今日は3体です・・・」
「???」
この数字なんのことかわかりますか?・・・
本日、母体から摘出された胎児の数のことです。
沖田×華さんは、毎日火葬業者に胎児の入ったケースを渡していたのです。
沖田×華さんは悲しくてたまりませんでした。
沖田×華さんは、バイト3日目にしてこんなヘビーなことしたことがなかったし、
こんな悲しい思い、体験したのでもう産婦人科を辞めようかなと思ったそうです。
「命って何だろう・・・」
生みたくても、子供ができない人もいるし、
元気に生まれてこない人もたくさんいるのに。。。
そう疑問に思い始めた頃、今度は出産という生命の誕生の現場に立ち会った
沖田×華さんは「ハッピーバースデーの曲」も流れ涙を流して感動したのです。
同じ場所なのに死か生かに分かれる場所・・・。
気持ちが交錯するなかで、
沖田×華さんは、
「命というものがよく分かっていないのに、自分が子供を産み出せる想像がつかない」
命ってなんだろう・・・
と思うのでした・・・。
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